門出。

今日の1時過ぎ、貴方からメールが来た。
『今週の木曜で塾講師をやめる〜』驚きが隠せなかった。急な話だった。色々な想いが頭を駆け巡る。その内容は、菜っちのせいで塾をクビになったとか・・。次の目標の為なんて貴方は言った。きっと、バンドの事だ。まだ、インディーズなのにお金無しにやっていける訳がない。ストリートバンドでもやるつもり？一人じゃないのに、出来る訳ない。
貴方は菜っちにそういう話を1つもしてくれないから、貴方が遠く見える。だから、また不安を口にした。
『あんまり会えないね。ってか、新しい門出だね』
自分でも応援してるのか解らない。なのに貴方は
『そうだね。次の目標に向かおうと思ってね。いつでも会えるよ。大丈夫だよ』なんで？貴方は作詞したり大変なのに、いつ会える？会いたいけど重荷になるだけは嫌だ！！重荷にならないように、居させてください。

貴方の言葉を信じる事が今自分に出来る事。解っていても、疑う。きっと、自己嫌悪に陥ってるからだろう。それを知ってるように振舞う貴方が、憎い。未だに信じようと出来ない自分が、情けない。信じる力を下さい。
貴方は春休みに会う約束を覚えていてくれた。会いたいけど今は、覚えていてくれただけで十分だ。たとえキャンセルになっても文句は言わない。貴方が好きだから、自分が出来る優しさ。こんな事しか出来ない菜っちを飽きれないで。

もし、作詞のイメージやバンドで疲れてリフレッシュしたい時は、菜っちがついています。もし自分に貴方を癒せる力があるなら、全ての優しさ・温かさを貴方に注ぎます。貴方の門出を心から応援しています。